ハイパーヨーヨーは、バンダイが1997年に展開を開始したヨーヨーのブランド。
小学生を中心に爆発的なブームとなり、休み時間の教室や公園がヨーヨーだらけになった時代がありました。
アメリカの老舗ヨーヨーメーカー「ダンカン社」の製品をベースにしており、それまでの「ただ上下させるおもちゃ」とは別物の、技を競う本格的なホビーとして受け入れられたのが特徴です。
ブームを後押ししたのが、コロコロコミックで連載された漫画作品と、全国のイベントを回った公式デモンストレーターの存在。
目の前で繰り出される技を見た子どもたちが、こぞってヨーヨーを買い求めました。
この記事では、ハイパーヨーヨーが流行ったのは何年で何世代なのか、代表的な技の一覧、そして今も買えるのかをまとめて紹介するよ。
ヒモの長さ調整と、ちゃんと巻けるかどうかが最初の関門だったよ☆
ハイパーヨーヨーの世代はいつ?ブームは何年?
ハイパーヨーヨーのブームは、一度きりではなく複数回にわたって起きています。
第1次ブーム|1997年〜1998年頃
バンダイがハイパーヨーヨーの展開を始めたのが1997年。
この最初のブームを小学生として体験したのは、おおよそ1985年〜1990年生まれの世代です。
公式デモンストレーターがデパートやおもちゃ売り場でパフォーマンスを行い、それを見た子どもたちが買い求めるという流れで一気に広がりました。
当時は品薄で、人気モデルが手に入らないことも珍しくありませんでした。
第2次ブーム以降|漫画とともに再燃
その後、コロコロコミックでの漫画連載を軸に、ブームは何度か再燃しています。
ハイパーヨーヨーというブランド自体は現在もバンダイから展開が続いており、技を競う競技シーンも存在します。
つまり「昔のおもちゃ」ではなく、今も現役のホビーというのがハイパーヨーヨーの特徴です。
ハイパーヨーヨーの技一覧!初心者向けから上級技まで
ハイパーヨーヨーの魅力は、なんといっても技の多さ。
ここでは当時よく練習された代表的な技を、難易度順に紹介するよ。
まず覚えたい基本の技
| 技の名前 | どんな技か |
| スリーパー | 下に投げたヨーヨーを空転させたまま静止させる。すべての技の土台になる基本中の基本。 |
| ウォーク・ザ・ドッグ | スリーパーの状態で床に触れさせ、犬の散歩のように転がす。 |
| ブレイクアウェイ | 横方向に振り子のように振る。横回転系の技の入り口。 |
| ループ・ザ・ループ | 手元で連続して回し続ける。リズムをつかむまでが難しい。 |
| ロックザベイビー | ヒモでゆりかごの形を作り、その中をヨーヨーが通る見栄えのする技。 |
できると一目置かれた応用技
基本ができるようになると、次はこうした技に挑戦する流れでした。
休み時間に披露できれば、確実に注目を集められる技たちです。
- シュート・ザ・ムーン|ヨーヨーを上下に打ち上げ続ける。失敗すると顔面に直撃する危険技。
- ブランコ|三角形を作ったヒモの中でヨーヨーを揺らす。
- エレベーター|ヒモを登るようにヨーヨーが上がってくる。
- アトミックボム|複数の動作を組み合わせた連続技。
ハイパーヨーヨーの技のやり方をくわしく解説
技の名前だけ聞いてもピンとこないもの。ここでは代表的な技を、実際の手順に沿って説明するよ。
すべての基本「スリーパー」
ヨーヨーを下に投げ、戻さずにその場で空転させたままにする技。
この空転している時間が長いほど、その間に複雑な技を組み立てられます。
- ヒモをしっかり巻き、中指の第一関節あたりに輪をかける
- 手のひらを上に向け、ヒジから先を振り下ろすように投げる
- ヨーヨーが下まで届いたら、手のひらを下に返して静止させる
- 戻したいときは軽く手首を引き上げる
うまく空転しない場合、原因の多くはヒモの巻きが緩い、または投げる方向がまっすぐでないことにあります。
見た目が楽しい「ウォーク・ザ・ドッグ」
スリーパーの状態のまま、ヨーヨーをそっと床に触れさせる技。
回転しているヨーヨーが床をつかんで前に転がり、犬を散歩させているように見えます。
ポイントは空転を強くかけておくことと、床に着ける力を弱くすること。強く押しつけると回転が止まってしまいます。
横回転の入り口「ブレイクアウェイ」
体の横で振り子のようにヨーヨーを振る技です。
縦の技とちがい、横方向に投げてから反対側で受け止めます。ヒモを使った複雑な技は、ほとんどがこの横回転から始まります。
難易度が高い「シュート・ザ・ムーン」
ヨーヨーを上下に打ち上げ続ける技。
失敗すると自分の顔に向かって飛んでくるため、周囲に人がいない広い場所で練習するのが鉄則です。
当時も、この技の練習中にケガをした子は少なくありませんでした。
ハイパーヨーヨーを始めるときのポイント
これから始める人、久しぶりに再開する人が押さえておきたい点をまとめます。
| 項目 | 確認すること |
| ヒモの長さ | 立った状態でヨーヨーを床に置き、ヒモがおへその高さにくるくらいが目安。長すぎると扱いにくい。 |
| ヒモのねじれ | 使っていると自然にねじれてくる。ヨーヨーをぶら下げて回転させ、ねじれを戻す。 |
| 本体の種類 | 空転を長く保てるタイプと、戻りやすいタイプがある。最初は戻りやすいものが扱いやすい。 |
| 練習する場所 | 天井の低い場所や人の近くは避ける。屋外か、広さのある室内が安全。 |
最初につまずく人の多くは、ここが合っていないんだ☆
ハイパーヨーヨーと同じ時代に流行ったもの
ハイパーヨーヨーが流行った時期は、ほかにも数多くのおもちゃがブームになっていました。
手先の技術を競うタイプという意味では、ジターリングやベーゴマも同じ系統といえます。
対戦して遊ぶタイプではビーダマンやバトルドームが人気を集めました。
そのほかの懐かしいおもちゃは懐かしいおもちゃまとめでジャンル別に紹介しています。
ハイパーヨーヨーでよくある失敗と対処法
思ったように動かないときは、たいてい原因が決まっています。当てはまるものがないか確認してみてください。
| 起きていること | 考えられる原因と対処 |
| すぐ戻ってきてしまう | ヒモの巻きが強すぎるか、投げる力が弱い。しっかり真下へ振り下ろす。 |
| 空転がすぐ止まる | ヒモが本体に絡んでいるか、投げる軌道が斜めになっている。まっすぐ落とす意識を持つ。 |
| 戻ってこない | 逆にヒモが緩すぎる状態。一度ほどいて巻き直す。 |
| 斜めに傾いて回る | 投げるときに手首がひねられている。手のひらの向きを意識する。 |
| ヒモがすぐ切れる | 摩擦で消耗している。ヒモは消耗品なので定期的に交換する。 |
| 手が痛くなる | ヒモの輪が指を締めつけている。輪の大きさを調整する。 |
うまくいかない原因の大半は、本体ではなくヒモの状態にあります。
技が決まらないときは、まずヒモを見直すのが近道です。
ハイパーヨーヨーのあるある
当時を経験した人なら、思い当たるものがあるはずです。
- ヒモがからまって、ほどくのに休み時間の大半を使う
- 「シュート・ザ・ムーン」の練習中に顔面へ直撃する
- 上手な子のまわりに自然と人だかりができる
- 技の名前だけ先に覚えて、実際にはできない
- 学校で禁止になり、放課後や公園に活動場所が移る
- ヒモの予備を持っている子が頼りにされる
- 親に買ってもらったその日は、寝るまで練習し続ける
ハイパーヨーヨーは今も買える?プレミア価格のモデルも
結論から言うと、ハイパーヨーヨーは現在も購入できます。
バンダイからブランドとして継続的に商品が出ているほか、専門店やオンラインショップでも取り扱いがあります。
一方で、1990年代当時の初期モデルは中古市場でプレミア価格がつくことがあります。
特に未使用・箱付きの状態で残っているものは希少で、コレクター向けに取引されています。
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ハイパーヨーヨーについてのQ&A
Q. ハイパーヨーヨーは何世代のおもちゃ?
A. 第1次ブームを小学生で体験したのは、おおむね1985年〜1990年生まれの世代です。その後もブームが再燃しているため、複数の世代にまたがって親しまれています。
Q. 普通のヨーヨーと何が違うの?
A. 軸の構造や重量バランスが技を出しやすいように設計されている点が大きな違いです。空転(スリープ)の時間が長く、その間に技を組み立てられます。
Q. 大人が今から始めても楽しめる?
A. 楽しめます。競技シーンも続いており、大人になってから再開する人もいます。基本の技であれば数日の練習で形になります。
Q. ヒモはどれくらいで交換する?
A. 使用頻度によりますが、けば立ってきたり、色が黒ずんできたら交換の目安です。切れる前に替えるほうが安全です。
Q. 子どもが始めるなら何歳くらいから?
A. ヒモの長さを調整すれば、小学校低学年でも扱えます。ただし技によっては勢いよく飛ぶため、周囲に人がいない場所で見守りながら始めるのが安心です。
Q. 練習してもできる気がしません
A. スリーパーの空転時間を伸ばすことに絞って練習すると進みやすいです。空転が長くなれば、その間にできる動作が自然と増えます。
Q. 室内で練習しても大丈夫?
A. 天井や照明に当たる危険があるため、上下に大きく動かす技は屋外が向いています。スリーパー程度なら室内でも可能です。