本格的なオリコンランキングベスト100を見る前に、まずは1993年(平成5年)のヒット曲の傾向がわかる邦楽ヒットソングランキング、ベスト10曲をどうぞ。
1993年のヒット曲ランキング(洋楽版)を見るならコチラ |
1993年に流行ったアニソンを見るならコチラ |
この年はドラマが豊作だったといわれていて、最高視聴率が30%を超えるような作品もあったわ。
そんなドラマの主題歌としてヒットした音楽もたくさんあったのよ。
ちなみにこの1993年に生まれた人は、今年で31歳ね☆
【1993年ヒット曲ランキング】邦楽ベストソング100連発!
1位〜30位:上位は人気ドラマの主題歌とビーイング系アーティスト。
曲名 | 歌手名 | |
1位 |
YAH YAH YAH/夢の番人 |
|
2位 |
愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない |
B’z |
3位 |
ロード |
THE 虎舞竜 |
4位 |
エロティカ・セブン-EROTICA SEVEN- |
サザン・オールスターズ |
5位 |
裸足の女神 |
B’z |
6位 |
負けないで ドラマ「白鳥麗子でございます!」エンディング |
ZARD |
7位 |
時の扉 |
WANDS |
8位 |
真夏の夜の夢 |
松任谷由実 |
9位 |
揺れる想い |
ZARD |
10位 |
世界中の誰よりきっと |
中山美穂&WANDS |
11位 |
もっと強く抱きしめたなら |
WANDS |
12位 |
このまままま君だけを奪い去りたい |
DEEN |
13位 |
KISS ME |
氷室京介 |
14位 |
愛を語るより口づけをかわそう |
WANDS |
15位 |
夏の日の1993 |
class |
16位 |
go for it!/雨の終わる場所 |
|
17位 |
Bye For Now |
T-BOLAN |
18位 |
優しい雨 |
小泉今日子 |
19位 |
慟哭 |
工藤静香 |
20位 |
僕たちの失敗 |
森田童子 |
21位 |
江ノ島 Southern All Stars Golden Hits Medley |
Z団 |
22位 |
もう少し あと少し… |
ZARD |
23位 |
チョット |
大黒摩季 |
24位 |
抑えきれない この気持ち |
T-BOLAN |
25位 |
恋せよ乙女 |
WANDS |
26位 |
RUN |
長渕剛 |
27位 |
Make-up Shadow |
井上陽水 |
28位 |
島唄(オリジナル・ヴァージョン) |
THE BOOM |
29位 |
TRUE LOVE |
藤井フミヤ |
30位 |
君がいない |
ZARD |
タイアップ曲が半分以上もあって、ドラマ人気の凄さと主題歌がヒット曲になりやすかったことがわかるね。
■CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)が「YAH YAH YAH/夢の番人」にてオリコン史上初の同一アーティストのシングルで2作目のダブルミリオンを達成した。
■森田童子、「ぼくたちの失敗」がヒット。
■THE BOOMのシングル「島唄 (オリジナル・ヴァージョン)」が150万枚以上を売り上げる大ヒットを記録。
■1993年(平成5年)6月の月間オリコンシングル売り上げランキングで、1位から10位までに音楽制作会社ビーイング所属のアーティストによる曲が7曲ランクイン。
● CD販売が好調だった理由
ヒット曲は「個人で聴く」だけではなく、カラオケという場で「みんなで歌って楽しむ」「歌を通して共感しあう」という側面が強っていきました。
人々は次々に出るヒット曲のCDを購入したりレンタルしたりして、新しく覚えてはこぞってカラオケボックスに通って歌いました。
音楽が仲間内のコミュニケーション・ツール、カラオケボックスが交流の場として生活に溶け込んでいった時代でした。
1990年のB.B.クィーンズ「おどるポンポコリン」のヒットを契機に始まった、ビーイング所属アーティスト、B’z、ZARD、WANDS、T-BOLAN、DEEN、大黒摩季らの楽曲が、ヒットチャートの上位を独占した社会現象のこと。
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」「世界中の誰よりきっと」「負けないで」など、歌う際に内容をすぐに理解しやすいようにと、歌詞の一節をそのままタイトルにしていた。
カラオケ全盛期にタイトルと歌詞をリンクさせることで、CD購入時に迷わず選べ、カラオケの検索時にも悩まずにリクエストできるという、ヒット曲量産時代を反映した戦略の一環でもあったようです。
上位を占めたドラマ主題歌、ビーイング系の勢いはどうかな?
31位〜60位:ベテランアーティストも登場。名曲ぞろいのランキング。
曲名 | 歌手名 | |
31位 |
オールウェイズ・ラヴ・ユー |
ホイットニー・ヒューストン |
32位 |
Sons and Daughters〜それより僕が伝えたいのは |
CHAGE&ASUKA |
33位 |
夏を待ちきれなくて |
TUBE |
34位 |
クリスマスキャロルの頃には |
稲垣潤一 |
35位 |
すれ違いの純情 |
T-BOLAN |
36位 |
がじゃいも |
とんねるず |
37位 |
刹那さを消せやしない/傷だらけを抱きしめて |
|
38位 |
WE ARE THE CHAMP 〜THE NAME OF THE GAME〜 |
THE WAVES |
39位 |
果てしない夢を |
ZYYG,REV,ZARD&WANDS |
40位 |
君が欲しくてたまらない |
ZYYG |
41位 |
No.1 |
槇原敬之 |
42位 |
別れましょう私から 消えましょうあなたから |
大黒摩季 |
43位 |
真夜中のダンディー |
桑田佳祐 |
44位 |
僕らが生まれた あの日のように |
USED TO BE A CHILD(飛鳥涼、小田和正、カールスモーキー石井、玉置浩二、徳永英明、浜田麻里、山本潤子) |
45位 |
Get Along Together 〜愛を贈りたいから〜 |
山根康広 |
46位 |
だって夏じゃない |
TUBE |
47位 |
サボテンの花 |
財津和夫 |
48位 |
MELODY |
福山雅治 |
49位 |
むらさき雨情 |
藤あや子 |
50位 |
翼を広げて |
DEEN |
51位 |
胸さわぎのAfter School |
LINDBERG |
52位 |
最後の雨 |
中西保志 |
53位 |
きっと忘れない |
ZARD |
54位 |
ポケベルが鳴らなくて |
国武万里 |
55位 |
天使の休息 |
久松史奈 |
56位 |
素敵なバーディー(NO NO BIRDY) |
サザンオールスターズ |
57位 |
彼女の恋人 |
槇原敬之 |
58位 |
All My Loving |
福山雅治 |
59位 |
さらば青春の光 |
布袋寅泰 |
60位 |
こころ酒 |
藤あや子 |
30位以下だけれど、未だにカラオケで歌われる曲やメドレーの定番も多いね。
単に流行に乗ってヒットしたというわけではないという事かしら?
とくに90年代はカラオケでも、メドレーの種類が多かったのよ。
歌手別、男女別、バンドの曲だけのメドレーなんかもあったわ。
思い入れのある曲はそれぞれあるだろうけど「1993年を思い出す音楽」というのは 、ヒットソングの中にあって共通認識なのかもしれないね。
新しい歌が満ち溢れていて、たくさんの人が「音楽と生活が近い存在」だったのかもね。
● 歌謡曲とJ-POP
違いを明言するのは難しい(曲の構造なども関係する為)ですが、大まかな認識として「1990年までは歌謡曲、1990年以降はJ-POP」と言われることがあります。
当時を思い出すと、そこまできっぱり分けていたわけではなく、若い世代が聴く流行のポップス=J-POP、それ以外の邦楽が演歌と歌謡曲くらいの認識でした。
若い人もテレビやラジオで歌謡曲と紹介されていた歌を聴いていたし、ベテランアーティストの曲がドラマ主題歌になり、若い世代にヒットした場合は流行のJ-POPと言われたり。
ジャンルとして別々に存在する「歌謡曲」と「J-POP」ですが使われ始めた頃は、音楽マニアでもない限りその場の感覚で適当に使い分けている人が多かったようです。
邦楽オリコンヒットソングランキング、ベスト100「61位~100位」だよ。
まだまだ名曲と言われる歌があるのかも気になるわね!
61位〜100位:下位までしっかり名曲ぞろい。伝説のバンドもランクイン。
曲名 | 歌手名 | |
61位 |
約束の橋 |
佐野元春 |
62位 |
恋人 |
鈴木雅之 |
63位 |
風の中の火のように |
KAI FIVE |
64位 |
何も言えなくて…夏 |
J-WALK |
65位 |
だってそうじゃない |
LINDBERG |
66位 |
島唄 |
THE BOOM |
67位 |
Memories |
DEEN |
68位 |
蜩 |
長山洋子 |
69位 |
幸せになるために |
中山美穂 |
70位 |
Harlem Night |
大黒摩季 |
71位 |
夢 with You |
本城裕二 |
72位 |
EZ DO DANCE |
trf |
73位 |
ときの旅路~REXのテーマ~ |
米米CLUB |
74位 |
大切なあなた |
松田聖子 |
75位 |
私の夏 |
森高千里 |
76位 |
PARADAICE |
TOSHI |
77位 |
Tears |
X JAPAN |
78位 |
24時間の神話 |
Voice |
79位 |
オラはにんきもの |
のはらしんのすけ |
80位 |
北風~君にとどきますように~ |
槇原敬之 |
81位 |
YA-YA-YA |
ZOO |
82位 |
影法師 |
堀内孝雄 |
83位 |
愛はふしぎさ |
米米CLUB |
84位 |
夢 with You |
久保田利伸 |
85位 |
心凍らせて |
高山厳 |
86位 |
You and I |
中西圭三 |
87位 |
Cry For The Moon |
浜田麻里 |
88位 |
男 |
久宝留理子 |
89位 |
KISSに撃たれて眠りたい |
吉川晃司 |
90位 |
咲き誇れ愛しさよ |
Wink |
91位 |
風に吹かれて |
森高千里 |
92位 |
Single is Best!? |
平松愛理 |
93位 |
東京 |
矢沢永吉 |
94位 |
ズル休み |
槇原敬之 |
95位 |
日はまた昇る |
ハウンド・ドッグ |
96位 |
渡良瀬橋 |
森高千里 |
97位 |
サヨナラ |
GAO |
98位 |
僕ならばここにいる |
稲垣潤一 |
99位 |
一途な恋 |
TMN |
100位 |
晴れたらいいね |
ドリームズ・カム・トゥルー |
1993年(平成5年)の邦楽ヒットソングを100曲紹介したけれどどうだった?
この頃はアイドルグループは少なくて、ソロのアーティストとバンドが多い印象だね。
バンドはグループ内で(分業して)音楽制作をしていることが多いし、ソロの歌手でも自ら作詞・作曲・歌唱をするアーティストの曲がヒットすることが多かったよ。
若い世代には「特別感」よりも「寄り添って分かち合ってくれる」ような共感しやすい歌詞が、ヒットの要因に変わった結果かもしれないね。
確かに派手目のメイクや装飾の多い衣装で、ビジュアルが目を引いていたけど、いつからビジュアル系と呼ばれるようになったのかしら?
1990年代のビジュアル系ブームは、「X」が所属していたエクスタシーレコードや「COLOR」所属のフリーウィルの成功をモデルにした数多くのビジュアル系専門インディーズ・レーベルの存在が背景になったブームでした。
その為、ビジュアル系ではブーム到来と共にそのままインディーズバンドが立て続けにメジャーデビューを果たすのではなく、バンドの登場と並行してインディーズ・レーベルが乱立していきました。
ただし、これもブームの終焉とともに市場が縮小したことで、多くのレーベルが消滅・整理の道を辿り、メジャーに移行しないインディーズバンドも同時に解散、活動休止を余儀なくされました。
● シンガーソングライター
音楽業界にはその曲に求められること(ドラマのテーマやCMのコンセプトなど)を考えながら、専門の知識や時代の流れを読む力を使い音楽活動をするプロ、職業作詞家、作曲家と言われる歌詞とメロディーそれぞれに専業の方がいます。
演歌、アニソン、アイドルソングをはじめ歌謡曲には欠かせない存在で名曲を生み出す職人でもあります。
1993年(平成5年)ヒットソングランキング内では、松任谷由実、財津和夫、長渕剛などをはじめ、自ら作詞・作曲・歌唱をする「シンガーソングライター」と言われる歌手がいます。
「シンガーソングライター」とは…ポピュラー音楽において、歌手が楽曲制作を自ら行うソロ形態を指す。音楽論評などではSSWと表記される場合もある。
2000年代以降の邦楽では一般的な活動形態(ソロはSSWが多い)ですが、この頃はまだ一人ですべてを担う人は珍しく、それだけで注目度がアップするという事がありました。
【1993年ヒット曲ランキング】洋楽ベストソング30連発!
さあ、邦楽ベスト100の次は1993年(平成5年)洋楽ランキング・ベスト30を見てみようか。
この年の洋楽ランキングにはバラードの名曲やヒップホップ、レゲエなどが入っているよ。
映画の主題歌やCMタイアップなどで聞いていた洋楽ヒットソングも多そうね。
気になったら「歌詞はコチラ」からチェックしてみてね。
では、1993年(平成5年)の洋楽ヒット曲1位~30位までをいっきに紹介します☆
曲名 | 歌手名 | |
1位 |
DREAM LOVER |
MARIAH CAREY |
2位 |
THAT’S THE WAY LOVE GOES |
JANET JACKSON |
3位 |
ARE YOU GONNA GO MY WAY |
LENNY KRAVITZ |
4位 |
(I CAN’T HELP)FALLING IN LOVE WITH YOU |
UB40 |
5位 |
KISS OF LIFE |
SADE |
6位 |
I WILL ALWAYS LOVE YOU |
Whitney Houaton |
7位 |
BLOW YOUR MIND |
JAMIROQUAI |
8位 |
I’M EVERY WOMAN |
Whitney Houaton |
9位 |
MISSING YOU |
JANET KAY |
10位 |
DON’T BE SHY |
PAUL HARDCASTLE |
11位 |
INFORMER |
SNOW |
12位 |
WANNA GIRL |
JEREMY JORDAN |
13位 |
IF I EVER LOSE MY FAITH IN YOU |
STING |
14位 |
SWEET THING |
Mick Jagger |
15位 |
SUNDAY MORNING |
EARTH WIND & FIRE |
16位 |
Swim |
PAPA’S CULTURE |
17位 |
EASY WAY OUT |
Praise |
18位 |
GO WEST |
PET SHOP BOYS |
19位 |
BE MY BABY |
Vanessa Paradis |
20位 |
REALLY INTO YOU |
AROUND THE WAY |
21位 |
BIRDS |
Aztec Camera |
22位 |
NUMB |
U2 |
23位 |
THE RIVER OF DREAMS |
Billy Joel |
24位 |
I’m In a Philly Mood |
Daryl Hall |
25位 |
Sax-A-GO-GO |
Candy Dulfer |
26位 |
Tomorrow’s Girls |
Donald Fagen |
27位 |
IF I EVER FALL IN LOVE |
SHAI |
28位 |
Still A Friend Of Mine |
INCOGNITO |
29位 |
Oh Carolina |
SHAGGY |
30位 |
Take 5 |
XL |
洋楽ランキング1位は「Dream Lover」で、この年に発表したアルバム「ミュージック・ボックス」からシングルカットされた曲なんだ。
全米チャート8週連続1位を記録したマライア・キャリーのファースト・シングルで、日本の洋楽チャートでも上位にランキングされたヒット曲なんだ。
この曲が主題歌となった1992年公開の映画「ボディーガード」も、グラミー賞やアカデミー歌曲賞にノミネートされたわ。
MVに映画のワンシーンが入るほど役柄や内容とマッチしていて、映画も音楽も大ヒットしたのよ。
元の曲を知っているとレゲエという音楽とは結び付かないけれど、聞いてみると 夏に合ういいリズムなのよね。
1993年に流行ったアニソン10選!
次は1993年(平成5年)にヒットしたアニソンを10曲紹介するよ。
知っているアニソンはあるかな?
曲のタイトルを思い出せなくても、アニメを覚えているかもしれないね。
ここでは前年から放送していたアニメも、1993年に放送時のオープニングやエンディング曲を紹介します。
30代40代の人は子供の頃を思い出すような懐かしい曲もあるかしら?
曲名/アニメタイトル | 歌手名 |
STAND UP TO THE VICTORY |
川添智久 |
勇気100% |
光GENJI |
アンバランスなKissをして |
高橋ひろ |
ムーンライト伝説 |
DALI |
君が好きだと叫びたい |
BAAD |
あなただけ見つめてる |
大黒摩季 |
勇気があれば |
カブキロックス |
GHOST SWEEPER |
原田千栄 |
明日もお天気 |
小坂明子 |
しまとらンドアイランド |
しましまKids |
1993年(平成23年)は邦楽・J-POPでビーイング系のヒット曲がたくさん出たけど、アニソンにもその影響が見られるね。
「君が好きだと叫びたい」BAAD
「ぜったいに 誰も」ZYYG
「あなただけ見つめてる」大黒摩季
「世界が終わるまでは…」WANDS
「煌めく瞬間に捕われて」MANISH
「マイ フレンド」ZARD
と、放送終了までビーイング系アーティストの曲だったわ。カラオケでこの年のアニソンメドレーをリクエストしたら「スラムダンク」の曲はたくさん入っているわ。
でも、「セーラームーン」シリーズや「忍たま乱太郎」のように、同じ曲で歌唱者を変えて歌い継がれていくパターンもあるね。
ずっと変わらないアニソン(特にオープニング曲)は長期間かけて浸透するから、共通の認識が生まれやすいよ。
それに、年代を問わずアニメがわかったり、みんなで歌えたりというメリットもあるね。
「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子ちゃん」は変更しても 、節目の時(〇〇周年など)は初代オープニングになったりしているわ。
生活に音楽が溢れていた1993年の邦楽・洋楽ヒット曲はどうでしたか?
このページで気になった!聞いてみたくなった!と思った曲はアーティスト名下の「歌詞はコチラ」ボタンからチェックしてみてねっ♬
1993年のヒット曲をより楽しむために・・・
ここでは1993年(平成5年)のヒットソング、邦楽オリコンランキングをベスト100位まで、洋楽ベストヒットランキングを30位まで。
そして、今も主題歌アニソンが人気のアニメも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
邦楽・洋楽のヒットソングが生まれた理由がわかるかもしれない、時代背景をざっくりと紹介します。
■ 皇太子徳仁親王が小和田雅子さんと御成婚
Jリーグ(正式名称:日本プロサッカーリーグ)が開幕し試合のテレビ放送が始まると、ファンが急増しチームごとのユニホームやグッズ、個性豊かな選手達にも注目が集まりました。
当時、ヴェルディ川崎に所属する選手が、チームの勝利などを祈願してミサンガを身につけていた事がきっかけとなり、Jリーグ人気の高まりと共に注目されるようになります。
手首や足首などにつけて、紐が自然に切れたら願いごとがかなうという縁起担ぎ(逆ジンクス)の意味があることから、若者を中心に部活動の勝利祈願、恋愛成就の願掛けをするなど大流行しました。
でも、プレーは一流だから特に若者たちが影響を受けていた印象があるわ。
つらい結果だったけど、ブームで盛り上がっていた日本チームのサポーターが、世界との差を体感した大会でもあったわ。
1980年代後半から1990年代前半(昭和から平成にかけて)のバブル景気の前後に制作され、時代を反映した男女の恋愛やトレンド(流行)を描いた一部のドラマを「トレンディドラマ」と呼んでいました。
そのドラマに出演する俳優や主題歌はたちまち人気となり、ヒットメイカーとして脚本家までも一般に注目されるほどの盛り上がり。
作品のターゲットは当時20歳から35歳の女性で、視聴層の主力は流行に敏感な年代であった為ブームになりやすかったようです。
ストーリーは人間関係が複雑でも、お洒落な軽いタッチで描かれ、表面上は決してドロドロしない、主人公がさわやかで硬派なタイプが主流。
そんなドラマの主題歌なので、歌詞やメロディーにも雰囲気や余韻がたっぷりの歌謡曲、もしくは全体の展開を匂わすような軽く華やかな印象で、リズムが際立つJ-POPが多くタイアップされています。
それでは1993年(平成5年)の邦楽オリコンヒットソングランキング、ベスト1~100位を見ていきましょう。
気になった曲は「歌詞はコチラ」からチェックしてみてね☆