2005年の出来事一覧｜日本&世界の流行・エンタメ・経済・スポーツ・ニュースまとめ！

2005年（平成17年）はどんな流行・出来事があったか覚えていますか？

• 2005年の今年の漢字：愛
• 流行語大賞：「小泉劇場」「想定内（外）」
• 映画興行収入ランキング1位：ハリー・ポッターと炎のゴブレット
  
• 書籍ベストセラー：頭がいい人、悪い人の話し方／樋口裕一
  

2005年（平成17年）には何が流行していて、どんな出来事があったでしょうか？

小泉首相による郵政解散に日本中が揺れ、愛知万博「愛・地球博」が大盛況♡またこれまでにない鉄道事故が起きるなど、あらゆる面で印象的な出来事が次々と起こりました。

日本はもちろん世界の政治や経済界でも、世界を揺るがした重大ニュースが続々。

そんな印象的な2005年の大きな出来事一覧を、まとめて振り返っていきましょう♪

2005年の出来事ランキングベスト10

1. 衆院選で自民圧勝、郵政民営化関連法案が成立（8月8日）
2. 兵庫県のJR福知山線で脱線事故発生（4月25日）
3. 愛知万博「愛・地球博」開催（3月25日）
4. ライブドアがニッポン放送株を大量取得し筆頭株主に（2月8日）
5. マンションなどの耐震偽造が相次いで発覚（11月17日）
6. 英ロンドンで同時爆破テロ事件が発生（7月7日）
7. 宇宙飛行士の野口聡一がディスカバリー号で宇宙へ（7月26日）
8. インドネシア・スマトラ島沖でM9.1の巨大地震（3月29日）
9. テレビアニメ『ドラえもん』メインキャストの声優が一斉交代（3月13日）
10. 天皇家の紀宮さまが黒田慶樹さんとご結婚（11月15日）

＜年代別にランキングTOP3を見る＞

2005年の出来事一覧｜日本&世界の流行・エンタメ・経済・スポーツ・ニュースまとめ！

2005年の日本&世界の出来事をさらに深掘り！

出来事の深掘りその1：流行について

2005年の流行・ヒット商品まとめ

秋葉原「アキバ」ブーム

世界有数の電気街として知られる秋葉原ですが、2005年は大きな変化が♡

それまでマニア・オタクの聖地としてにぎわっていた秋葉原に、再開発による新しい商業施設や秋葉原を題材にしたエンタメが誕生したことで「アキバ」ブームが到来します。

平日はもちろん休日に秋葉原を訪れる、マニアやオタクだけではない若い層やカップルも増加！外国人観光客も増加し、駅前や歩行者天国は人でごったがえすように。

東京の新たな一大観光地として、一気に変貌を遂げた一年でした☆

iPodシリーズ

2005年はAppleのデジタルポータブルプレーヤーが流行を席巻！

ビデオも再生できる新型iPodに、USBメモリーのようなデザインのiPod Shuffle、わずか6.9mmという薄さで小型化したiPod nanoと、次々と新商品が発売されます。

驚きの進化を続けるiPodシリーズは、新型発表のたびに大きな話題と大流行を呼びました。

また2005年には日本版「iTunes Music Store」が登場！パソコンで音楽を買うという文化が一気に根づき、音楽・エンタメファンや音楽業界に変化をもたらしました♪

出来事の深掘りその2：エンタメ・芸能について

2005年の芸能・エンタメニュースまとめ

明るいニュースも衝撃的なニュースも次々飛び交った、2005年（平成17年）の芸能・エンタメ界。

続報が報じられるたび、芸能・エンタメ界から大きな話題を呼びました！

今なお記憶に残る芸能・エンタメニュースの数々から、特に印象的な出来事をまとめて紹介します♪

大物芸能人カップルの誕生

2005年はたくさんの大物芸能人・芸能人同士のカップルが結婚を発表！

特に世間を驚かせたのは、女優・安達祐実とお笑い芸人・井戸田潤の電撃入籍でした。

2005年誕生の芸能人カップルは現在でも仲睦まじいおしどり夫婦も多く、幸せな報告にあふれた1年でした♡

AKB48劇場がオープン

のちにエンタメの社会現象となるアイドルグループ・AKB48の劇場が秋葉原にオープン☆

秋元康がプロデュースするアイドルとして満を持してのグランドオープンだったものの、初公演に訪れた一般客はわずか7名。その後も集客は厳しく、前途多難のスタートを切りました。

しかし連日の劇場公演や、メンバー自らが行う地道な宣伝活動によって口コミが広がり、「会いに行けるアイドル」として徐々に人気を集めていくことに！

その後おとずれたAKBブームや活躍ぶりは、もはや語るまでもありません♡

AKB48誕生の瞬間に立ち会った観客7人は“神7”と呼ばれ、AKBを語る用語の一つとして定着しています。

出来事の深掘りその3：経済・政治について

2005年（平成17年）の政治・経済界は驚きのニュースが続々！

郵政民営化をとなえた小泉純一郎首相による「郵政解散」で、参院選で自民党が歴史的勝利をおさめて郵政民営化法案が成立するなど、政治界はまさに大揺れ。

経済界ではライブドアの堀江貴文社長ことホリエモンが、経済に衝撃をもたらします！

そんな日本と世界の政治・経済ニュースをまとめて見ていきましょう。

2005年の政治ニュースまとめ

衆院選で自民圧勝、郵政民営化法成立

小泉純一郎首相が「改革の本丸」と位置づけた郵政民営化法案は、自民党内から造反が相次ぎ衆院を通過したものの、8月の参院本会議で否決されたことを受け、首相は衆院を解散。

郵政民営化の是非を争点に据え、国民に信を問いました。

9月11日投開票の結果、都市の無党派層の支持を獲得した自民党は296議席を獲得、公明党と合わせて327議席と与党が3分の2を上回り、圧勝をおさめました。

郵政民営化法案は選挙後の特別国会に再提出され、衆参合わせてわずか6日間の審議でスピード成立。

「郵政解散」「小泉チルドレン」といった印象的なワードも多く生まれた解散・選挙劇となりました。

小泉首相による靖国参拝問題

小泉純一郎首相が秋季例大祭初日の10月17日に靖国神社を参拝。

本殿に昇らず、記帳もしないなど私人としての参拝を強調し、中国や韓国に配慮する姿勢を見せたものの、中韓には受け入れられる行動ではないと非難・反発を受けます。

11月や12月の首脳会議などの際にも日中首脳会談は行われず、年内に予定されていた韓国大統領の訪日も見通しが立たない状況が続くなど、大きなあつれきを残す大きな出来事となりました。

2005年の経済ニュースまとめ

ライブドア、楽天がＴＶ局株大量取得

ライブドアが2月8日、ニッポン放送株の35％を取得したと発表。

一時は過半数の株式を買い占め、同放送が筆頭株主となるフジテレビ買収も画策しましたが、結局全株式を手放す代わりにフジと資本・業務提携することで和解します。

10月13日には楽天がTBS株の15％強を取得した上で経営統合を提案するも、TBSの猛反発を招きこれをいったん撤回し、和解協議により一時休戦が成立しました。

時代の寵児「ホリエモン」の名が広く知られた、経済界に激震が走ったニュースとなりました。

愛・地球博による経済効果

3月25日から９月25日まで開催された愛知万博、通称愛・地球博。

「自然の叡智」をテーマに開かれたこの万博は、185日間の来場者数は延べ2万2千人を超えるなど、日本と世界から多くの人々が訪れ大成功をおさめました。

その成功は日本経済にも多大な効果を与え、期間中の経済効果規模はなんと約7兆7千億円！

前回のつくば万博・前々回の大阪万博と比較しても飛躍的に経済効果が上がっており、いかに経済界に与えた影響が大きかったかどうかを物語っています。

万博の準備・開催には地元中部地域への経済影響も大きく、すさまじい事業・経済規模が展開されました。

出来事の深掘りその4：スポーツについて

2005年のスポーツニュースまとめ

出来事の深掘りその5：時事・ニュース・災害・事件について

2005年注目された時事ニュースまとめ

2005年は全国各地で、凄惨な鉄道事故が多発。

負傷者や死者数の規模の大きい、痛ましい事故が多く発生しました。

2005年の重大事件・事故まとめ

社会に大きな衝撃を与えた、ショッキングなニュースが飛び交った2005年（平成17年）。

連日マスコミを騒がせ記憶に残った、事件・事故を振り返ってみましょう。

仙台アーケード街トラック暴走事件（4月2日）

宮城県仙台市のアーケード街でトラックが暴走し、3人が死亡、4人が負傷。

運転者は事故直後に自殺を図ったものの、近くの仙台駅前交番に出頭し緊急逮捕されました。

奈良騒音傷害事件（4月11日）

奈良県の主婦が約2年半にわたり大音量の音楽を流すなどの方法で騒音を出し続け、それにより近所に住む夫婦を不眠・目眩などで通院させた事件。

「引っ越し、引っ越し」などと大声で叫ぶ様子から、騒音おばさんの名前で有名になりました。

傷害罪の容疑で奈良県警に逮捕され、2007年に最高裁で実刑判決が確定しました。

北海道・東京連続少女監禁事件（5月12日）

2001年から2005年にかけて、男が複数人の少女を監禁。

インターネット上で知り合った少女にペット用の首輪をつけ、お仕置きと称した暴力を繰り返すなどして監禁し、事件とともに異常な精神性が明るみとなりました。

犯人が整った顔立ちをしていたことから「監禁王子」と呼び名がついたことも印象的です。

自殺サイト殺人事件（8月2日）

行方不明だった女性が遺体で発見され、逮捕された男から他2名の殺害が発覚。

自殺系サイトを通じて、自殺志願者を言葉巧みにだまし殺害するという経緯が明らかになり、社会に大きな衝撃を与えました。

モナー盗用事件（9月1日）

エイベックスの子会社が2ちゃんねるのAA・モナーを盗用したと騒がせた「のまネコ問題」。

ネット発のキャラクターを「のまネコ」として商標登録しようとしたため、2ちゃんねるユーザーを中心に多くの人が激怒し、大炎上を引き起こしました。

当時エイベックスの社長だった松浦勝人氏に対し放火予告されるなど大きな出来事となりました。

耐震強度偽装事件（11月17日）

同じ建築士事務所による構造計算書の偽造が21件あることが国土交通省の発表により発覚。

うちマンション・ホテル12棟については震度5以上で倒壊の危険性がある事が判明し、深刻な社会問題に発展しました。

当初は組織的犯行とされていましたが、元一級建築士による個人犯罪と結論づけられ、その後の公判で元建築士に懲役5年、罰金180万円の実刑判決が下りました。

ジェイコム株大量誤発注事件発生（12月8日）

新規上場したジェイコム株の取引をめぐり、みずほ証券が誤注文し、株式市場の混乱につながった事件。

みずほ証券の男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を、「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力したことで大量の売り注文がつき、株価が急落。

これによりB･N･F、cisなどの個人トレーダーが巨額の利益を得た、経済の大きな出来事となりました。